エッセイを執筆する際は、最初に「何について書くのか」
つまりは、テーマを決める必要があります。
エッセイのテーマは無数にあるため、何について書くのかを決めないと、いろいろなテーマのものを盛り込んでしまい、まとまりのない作品になってしまうためです。
このようなことがないよう、テーマを絞り込んでいく必要があるのです。
また、エッセイはストーリー性や情報の伝達が求められる作文とは異なり、著者の考えや思いが明確に書かれているか、かつ読者にどう影響を与えるのかが重要です。
それを理解する一例として、以下2種類のエッセイを読んでみてください。
・モンテーニュ『エセー』1580年
・清少納言『枕草子』平安時代
エセーは、人間の内面について深掘りし思索したもの。
清少納言は、日常生活で体験した事実をもとに、独特の鋭い観察眼で表現したものです。
どちらにしても、エッセイにはただ面白いだけではなく、知識や情報、教訓といった、読者にとって何かしら「役に立つ」「心に残る」ことが書かれていなければなりません。
そこまで踏み込んだエッセイを執筆するためには、自分自身が特に興味・関心があり、深い知識やすぐれた技量を発揮できるテーマを選ぶことが大切です。
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