エッセイの面白さは、好きなことを好きなように書けること。
決して間違いではありませんが、あくまでも「人に読まれる」ものを書くことを忘れてはいけません。
いつ・誰が・どのような心境で読むのかを想定し、その読者に届けるために文章を書きましょう。
そのためにはまず、作品の構成を決めることが重要です。
書籍の地図とでもいうべき目次は、読者にとって作品の全体像を掴むうえで役立ちます。
それと同様に著者にとっても、執筆の際の道しるべとなります。
目次を考える際には単調な表現を避け、テーマや文章の雰囲気に沿ったものにすることを心がけましょう。
例えば、硬い雰囲気のエッセイであればかしこまった調子の目次に、やわらかい雰囲気のエッセイであれば優しい調子の短い言葉でまとめると、エッセイ全体に統一感が生まれます。
想定される読者と自身のエッセイを近づけられるよう、構成や目次も楽しみながら作ってみましょう。
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