多くのベストセラーが誕生しているビジネス書の魅力
ビジネス書といえば、長年売れているベストセラーのものから、ある時期から急激に人気を誇った経営者についての書籍などさまざまです。スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」、ピーター・F・ドラッカー著「マネジメント」、ウォルター・アイザックソン著「スティーブ・ジョブズ」など。
誰しも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
これらのように、自身の知識や経験から得たビジネス論を後世に伝えていったり、自身や企業の価値を高めていったりと、ビジネス書には独自の魅力があるのです。
今回は、そんなビジネス書の書き方について解説していきます。
まず、どのようなことについて執筆していくのか、ビジネス書のテーマを決めましょう。ビジネス書は、著者自身が専門性のある分野で経験し、蓄積してきたノウハウをまとめたものです。
自身の得意な分野であることはもちろん、話題になっているビジネステーマや、これまで見たことのない新しいテーマを創造するなど、読者の興味を引くものは何かを知っておく必要もあります。
例えば、Amazonの「オールタイムベスト ビジネス書100」を参考にしてみると、経営・マーケティング・ビジネススキル・自己啓発をテーマとしたビジネス書が人気のようです。
こうした通販サイトや書店で売れているビジネス書もざっとチェックし、最も分かりやすい、面白いと思うものを参考にしてみましょう。なぜそう感じるのかを分析することで、自身がテーマを選ぶときにより納得のいく選定ができます。
次に、ビジネス書のターゲットを決めていきます。
このとき、多くのビジネスマンに読んでほしい、いろいろな状況で活用できるものにしたい、といった理由から、幅広い年齢・業種を想定しターゲットが曖昧になってしまう場合があります。
しかし、ビジネス書を手に取る人は、何らかの悩みを抱えていたり、ビジネスにおいて必要な要素と理解しながらも、苦手意識が強い事柄がある、といった事情があるものです。
そのため、どんな環境で、どのような課題を抱えている人のためのビジネス書なのかが明らかでなければ、読者に読んでもらうことはできません。できる限り具体的な人物像を思い浮かべ、ターゲットを決めていきましょう。
以上がビジネス書のテーマとターゲットの考え方になりますが、いかがでしたでしょうか。次回はビジネス書の構成について説明いたします。
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