コチラを参考に書きたい絵本の内容が決まったら、次は登場人物を考えましょう。
どんな絵本にも、まずは主人公が必要になりますね。
絵本の主人公は、人なのか、動物なのか、植物なのかはさまざまです。
魅力的な主人公をはじめ、個性豊かな登場人物も加えていきましょう。
絵本の主人公を考える際ポイントは、ターゲットとなる子どもと主人公の距離を近づけることです。そのためには、年齢、性別、性格に注意する必要があります。
まず年齢ですが、幼い子どもは心理的に、自分より年下の主人公には関心をもたない傾向にあります。絵本の主人公を人にする場合は、ターゲットとなる子どもと同年代か年上に設定しましょう。動物にする場合も、精神年齢が同年代に感じられるよう意識して書きます。
次に性別です。女の子は男の子が主人公の絵本、例えば冒険ものなどは読みますが、男の子は女の子が主人公の絵本は読みたがらないものです。
そのため、男の子向けの絵本をつくる場合、主人公は必ず男の子にしましょう。
最後に性格ですが、上記に合わせて絵本の登場人物の精神年齢もターゲットとなる子どもに合わせましょう。少し背伸びしているくらいでも良い印象を与えることができます。
但し、ターゲットが幼い子どもであるほど、主人公の心情を理解することが難しくなります。その場合は、主人公の周りの登場人物を動かし、主人公がどういった子なのかを感じ取れる展開になるよう意識しましょう。
さて、主人公が決まったら、まずは主人公を動かしてみてください。散歩をするのか、お使いにいくのか、本を読むのか・・・。絵本はほかのジャンルの書籍と異なり、事前に複雑な背景や人間関係といった前置きを書いても、子どもは理解することができません。絵本は主人公の行動によって物語が進みます。
ですから、著者自身が伝えたいことを表現するためには、どんな行動をさせるのが良いか?このくらいの年齢の子どもなら、どんな行動をするのか?などをじっくり考えていきましょう。
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