「有名作家でもない自分が、本なんて出しても……」と、
なかなか一歩を踏み出せない人は多いのではないでしょうか。
せっかく原稿や構想があり、本を出版したい気持ちがあるのに諦めてしまうのはもったいないことです。
今回は、著名な作家でない、無名な人こそ本を出すべき理由を紹介していきます。
読者が本を選ぶ際の決め手は、何だと思いますか?
「作家買い」と言われるような、好きな作家の本を購入する読者ばかりだと思い込んでいませんか?
もちろん「書いた人」は本を選ぶ際の決め手の一つとなります。
しかし、それよりも読者が重視している点があるのです。
ライフメディアのリサーチバンクの調査結果によると、
本を購入する際のポイントとして、第1位に輝いたのは「好きなジャンル」(70.7%)。
「好きな作家」は54.8%と第2位でした。
第3位には26.8%で「自分の仕事や趣味に関連したもの」がランクインしています(調査期間は2014年10月17日から22日、調査対象は全国の10代から60代の男女1200人)。
この結果から、読者はまずジャンルと内容で本を選ぶことが分かります。
つまり、自分は有名作家ではないからと引け目を感じる必要はないのです。
有名作家の書いた本でなくとも、読者がジャンルや内容で書籍を選ぶということは既に説明しました。
次に、有名ではない人が本を出すことで得られるメリットを紹介します。
①自分の考えを届ける
「本を出して、読者のもとへ届ける」。書籍出版の醍醐味はまずこれです。
長年書き続けてきた小説や研究してきた学問などを一冊にまとめ、書店へ流通させることで、
これまでの活動や考えが公になります。
すると、その分野に興味のある読者や、メディア媒体などに見つけてもらえるきっかけになります。
書籍の内容だけでなく自身の名前を広める機会となり、
一冊の書籍出版によって一躍有名作家の仲間入りを果たしたり、
続編など、次の一冊へ繋がったりする例も少なくありません。
②名刺代わりの一冊になる
書籍は一冊に詰め込める情報量が多く、
また、出版後内容を書き換えることのできない点から非常に信頼性の高い媒体です。
たとえばハウツー本やレシピ本など、自分の仕事や趣味に関連する内容をまとめる場合、
名刺代わりの一冊として活用することができます。
初めて会う人や古くからの友人などにその本を渡すことで、自分の活動を伝えることができるのです。
同じ趣味を持つ仲間と繋がるきっかけになりますし、仕事のオファーがあるかもしれません。
本を出したい気持ちがあるけれども踏み出せないのが、
「自分が無名である」という理由だとしたら非常にもったいないです。
「出版不況」「活字離れ」と言われて久しい出版業界ですが、本には無限の可能性があります。
書籍の中に自分の伝えたいことを余すところなく詰め込んで、
あなたにしか書けない一冊を完成させてみてはいかがでしょうか。
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