近年、若者から高齢者まで幅広い世代で、自分史を作る方が増加しています。
しかし、いきなり一から自分史を作り上げるのは、決して簡単なことではありません。
そこで注目を集めているのが「自分史年表」です。
年表には、誕生から現在までの歩みを、思い出せる範囲で記していきます。
学校や仕事はもちろん、楽しい思い出や悲しい出来事まで、様々なことを書き込みます。
併せて、社会情勢なども記載しておくことで、過去を振り返るための有意義な資料が完成します。
本コラムでは、自分史の執筆に役立つ「年表」について、初心者向けに分かりやすく解説します。
自分史年表の具体的な作り方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
冒頭で述べたとおり、近年は自分史を作成する方が増えています。
かけがえのない自分だけの人生を「自分史」として綴ること。
それは、自分の生きた証をこの世に残すことであり、客観的に改めて自分自身を見つめ直すことでもあります。
しかし、自分史の作成は決して簡単な作業ではありません。
いきなり作ろうとすれば「何から書けばよいのか分からない」「方向性がまとまらない」という状況に陥ってしまうでしょう。
そこで役立つのが自分史年表です。
年表を作ることで、過去の出来事や思いをしっかりと整理できます。
また、年表を通じて自分自身を客観的に分析できるので、自分史の作成もスムーズに進みます。
自分史年表とは、以下のようなポイントを、年代ごとに記したものです。
\ お気軽にどうぞ!/
以下では「自分史年表の作り方」を簡単にご紹介します。
まず、自分史年表のテンプレートをインターネットで探し、ダウンロードしましょう。
もちろん、パソコンで自作しても、手書きで表を作っても構いません。
しかし、インターネット上に存在する雛形を活用した方が、効率的に作業を進められます。
例えば、下記のような年表テンプレートがおすすめです。
参考:https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=10871
次に、自分が生まれてから現在までの西暦や年齢を、順に入力してください。
併せて、年ごとに社会情勢を記入しておくと、過去の出来事を思い出しやすくなります。
細かく記入する必要はありませんが、オリンピックや大震災など、大きな出来事は押さえておきましょう。
※日本の社会情勢を検索したい場合は、以下のサイトがおすすめです。
続いて、学校や職場、住んでいた場所などで大きな区切りをつけてください。
最も分かりやすいのは学校でしょうか。
例えば、以下のようなイメージです。
このように区切りをつけておくことで、当時の友達や教師、好きだった異性、楽しかった部活や苦手だった教科などが鮮明に思い出されるはずです。
続いて、年表に書き出す項目を決めていきます。
自分史年表に記載する項目は、皆さんの自由です。
自分史のテーマがある程度決まっている場合は、そのテーマに近しい項目を選びましょう。
例えば、以下のような項目を記載するのが一般的です。ぜひ参考にしてください。
最後に、添削です。
余分な箇所不足している箇所をチェックし、整理修正を行ってください。
ここまで来れば、自分の人生を真剣に振り返ることができたと思います。
自分史の作成もスムーズに進むことでしょう。
自分史の作成に役立つ「年表」について、簡単に解説しました。
皆さんも、ぜひ当ページを参考にしながら、自分史年表を作ってみてください。
そして、自分だけのかけがえのない自分史を制作してください。
>おすすめ記事:
幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
原稿応募、出版の相談、お問い合わせ、資料請求まで、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせいただきましたら、担当の編集者がご対応いたします。
原稿内容やご要望に沿ったご提案やお見積もりをご提示いたします。
幻冬舎グループ特約店(150法人3,500書店)を中心とした全国書店への流通展開を行います。