2016年がスタートしました。今年の目標は決まりましたか?
「今年こそは原稿の完成を」と気持ちを新たにされた皆様も多いのではないでしょうか。
新年のスタートとなる1月の自費出版ニュースをいち早くご紹介いたします。
熊谷市立三尻中学校の担任教師が生徒たちに向け、教室の黒板に毎朝書いたメッセージを元教諭の田中茂さん(64)=深谷市=が1冊にまとめ、自費出版しました。
同書では、欠席者がなく、クラス全員がそろった翌日の黒板に、男性教師が「やっぱり全員がそろう方が良いね みんなで善い事も嫌な事も分けあって みんなで楽しみましょう」とつづるなど、教師が書いたメッセージが絵日記風にまとめられています。
今年は当時の生徒たちが成人式を迎えるため、そこで配布する予定。
(出典:毎日新聞 『自費出版:5教師が3年間書き続けた 黒板のメッセージで祝う』)
慶応大の大学院生小野里海さとみさん(24)が、出身地の宮城県気仙沼市が、東日本大震災で津波にのまれる前の姿を収めた本を出版しました。
震災当時米国留学中であった小野さんは帰国後に故郷の惨状にショックを受け、「思い出がよみがえれば、人々が笑顔を取り戻すきっかけになるのでは」と出版を思い立ち、同11月から地元の友人ら6人と、住民への聞き取りや写真の募集を開始。
主婦や学生、漁師ら10~80歳代の40人に、思い出やゆかりの場所などをインタビューしました。JR気仙沼線の列車内で隣り合った人と意気投合したり、近くの漁港の防波堤に座り、出漁する船を見送ったりしたエピソードを聞き出して同書を完成させましました。
(出典:読売新聞 『ふるさと気仙沼 思い出写真集…慶大院生が自費出版』)
出雲市知井宮町の会社員、吉田薫さん(62)が、県東部の山々を紹介する「目で見る山の辞書 古代出雲の山々の景観」を自費出版しました。神話にゆかりのある山を巡ってまとめた一冊です。
吉田さんは宍道湖やその周辺の景色が好きといい、嫁ケ島のボランティアガイドなどをしてきました。宍道湖から見える山の名前を知らない人が多いことに気づき、宍道湖畔、朝日山や船通山など見晴らしの良い8カ所へ撮影に通い、県東部を中心に約50の山に解説をつけたとのこと。
(出典:毎日新聞『神話ゆかり、古里美しく 「古代出雲の山々の景観」 県東部中心に解説、吉田さん /島根』)
終戦直前の1943〜44年に生まれ、都立戸山高校を62年3月に卒業した同期生の有志が、ブックレット「私たちの“戦争”体験 終戦直前に生まれた世代から」を自費出版しました。「若い世代に戦争の悲劇を伝えたい」と企画。困難を乗り越えた記憶をつづり、平和への強い祈りを込めた一冊です。
(出典:毎日新聞『戦争伝える「最若手」が手記 戸山高1962年卒同期生有志 /東京』)
自ら「松本清張ワールド」と名付けた自宅一室に、二千冊以上の関連本や五百点を超える映像作品が並びます。そんな清張好きが高じて、浜松市東区有玉台の森信勝さん(77)が、著書や対談などの情報五千三百項目を収録した「松本清張索引辞典」を日本図書刊行会から自費出版しました。
(出典:中日新聞『松本清張索引辞典 浜松の森さん自費出版』)
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