作家志望者や趣味で物書きをしている皆さん、文章の書き方はどんな風に勉強していますか。
独学や作家教室、オンラインスクールなど、現代では様々な方法で学ぶことが出来るようになりましたね。
最近では、Web上の無料小説投稿サイトに作品を公開し、読者から直接反響を集めてそれを参考に書き直したり、FacebookやTwitterなどで読者と交流をしながら作品を作っていく・・・
といった方法もあり、リアルからWebまで、作家を取り巻く環境は日々変化しているようです。
そこで今回は、作家を目指す方々のために、文章の書き方が学べる各種講座やスクール、サービスなどについて解説します。まずはリアルでの学習方法について知りましょう。
大手企業や学校法人などが展開している作家向けの養成講座・スクールがあります。Web上で検索すると、色々な学校のサイトが出てきますからチェックしてみてください。
すでにたくさんの授業を行っており、学習カリキュラムが体系化されていますから、事前に講座内容を確認することが出来るはずです。
さらに、全国に教室を構えている場合もあるため、地方でも都心と同じレベルの学習が出来る点は魅力的ですね。規模の大きいスクールでは、原稿執筆の経験が少ない10~20代の若手作家志望者が中心に集まっているようです。
こちらは地域に根ざした作家スクールといったところでしょうか。過去に文芸賞の受賞経験があったり、出版社の編集経験者が個人で経営しているところが多いようです。カリキュラムも上記の大手スクールに比べ、経営者や講師の得意分野が強く反映されています。
受講生は20代~60代くらいまで地元の老若男女が集まって学習していますから、地元住まいや様々な年齢層の作家仲間を作りたい方には、個人の作家教室が向いているかもしれませんね。
大手新聞社や放送局などが運営しているカルチャーセンターで、作家向けの講座を受講することができます。カルチャーセンターは全国各地に点在していますから、上記の大手作家スクールや、個人経営の作家教室よりも通いやすいかもしれません。
講座内容は、基本的な文章の書き方を学ぶものや、作家・作品について考察して楽しむものなど、様々な視点で学習することができます。初心者向けで比較的やさしい内容の講座が多いため、気軽に通えるところが魅力的です。
本気で文芸賞に受賞したい!作家デビューをしたい!といった場合でなければ、まずはこうしたスクールから始めてみましょう。
出版社自体がセミナーを開催していることはご存知ですか?
不定期ではありますが、大手出版社から中小規模の出版社まで、業界人向けや一般向けにセミナーを開催している場合があります。
自社ビルやオフィスで開催する出版社もあれば、書店などの場所を借りてワークショップ形式で実施するところもあり、普段は関わることの無い業界人や作家仲間と接する良い機会です。
但し、こうした情報を取りまとめた媒体はあまり多くないため、気になる出版社や書店、イベント情報などがあれば随時問い合わせて確認をするようにしましょう。
※幻冬舎ルネッサンスでも、毎月全国で出版セミナーを開催しています。詳しくはコチラ
その他、作家活動に役立つ出版イベントなどは、以下のコラムを参考にされてください。
『本の魅せ方・売り方が分かる『ブックイベント』に行こう!』
次回は通信講座やWeb上の作家向けサービスについて解説します。
幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
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