暑さの落ち着く秋は、集中力が高まりやすく、読書に最適な季節です。
本を読むと、今まで自分の知らなかった知識が増えたり、実際には経験したことのない出来事を疑似体験できたりと、世界が広がります。
とはいえ、「本を読みたいけど、いつも途中で投げ出してしまい、なかなか続かない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今日は読書の習慣をつける3つのコツをご紹介します。
長編の歴史小説や難しい学術書などから読み始めてしまうと、挫折してしまうかもしれません。
まずは文庫本など、ページ数が少なく気軽に読める書籍や、詩集やエッセイといった作品から始めることをおすすめします。
特に短編小説集などは、一つ一つの作品が短く、空いた時間にさくさく読み進めることができるので“お手軽”です。
まずは読書のハードルを下げ、最初の一歩を踏み出しましょう。
仕事や勉強のために必要で、読まなければならない本もあるかもしれません。
しかし、読書を習慣化するためには、自分の好きな本を読むのが一番いいでしょう。
ミステリーやSFといった好きなジャンルや、自分の趣味に関連するものなど、楽しく読めるものを選択することで読書の時間が楽しくなり、無理なく継続することができます。
また、読み始めたはいいもののおもしろくなく、最後まで読み進めるのがつらい、という場合には、思い切って途中で読むのをやめてしまってもいいと思います。
少し読んだだけで投げ出してしまうのはもったいないですが、最後まで楽しく読めるものを探すほうが豊かな時間を過ごすことができます。
「本を読みたい」という気持ちがあっても、会社や学校、日々の家事などに追われているとなかなか時間がとれず、後回しになってしまいます。
そこで、本を読む時間をあらかじめ決めてしまうのはいかがでしょうか。
前もって計画を立てることで遂行しやすく、また、習慣になりやすいからです。
たとえば、
・毎朝30分早く起きて読書の時間にあてる
・常に書籍を携行し、電車での移動時間に読み進める
・毎週木曜日の夜1時間は本を読む
など、自分の生活サイクルに合わせて設定することで負担なく読書タイムを組み込むことができます。
いかがでしたか?
他にも、読みたい本のリストをつくる、読書の記録をつけてモチベーションを上げるなど自分なりに工夫し、読書の習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
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