今回は、長編小説の書き方に関するお悩みです。
執筆期間がおのずと延びるため、へこたれてしまうことも多い長編小説。
一方で、長編ならではの魅力があり、弊社にお問い合わせいただくことも多いジャンルです。
今回は、長編小説の執筆に関するお悩みにお答えします。
編集者からのアドバイス
長編小説を書くのなら、丁寧に張り巡らせた伏線を回収することで読者の予想を裏切るようなものを書きたいですね。
特にミステリーやファンタジーとなると、重厚な作品に仕上げた
しかし、壮大な作品になるほど完成の難易度も高くなるため、ご相談者様のように書き上がらないという場合も当然ございます。
問題解決のため、なぜ書き上げられないのかを一度整理してみましょう。
ケース①に該当するのは次のような方々です。
・プロットづくりが甘いため混乱してしまう
・執筆の時間が確保できない
・体力・集中力が続かない
文章を書くことは好きなのに、理想の長編小説がどうしても書けないときにお勧めしたいのが、まず短編を書くことです。
短編であっても、作品を仕上げることは簡単ではありません。
長編小説と同じく、プロット案や章立てはしっかりと作りこんでください。
企画ができたら、一度誰かに読んでもらいましょう。
客観的に確認してもらうことで、自分では気がつかなかったほころびが見つかります。
このようにして、まずは3万文字程度の作品を3本仕上げてみましょう。
どれほど短くとも、まずは一作仕上げることが重要です。
文章の構成力や、作品を書き上げる手ごたえを身につけることができるはずです。
短編小説を書くためのネタがない場合は、世間で話題の出来事を題材にしてみましょう。
「婚活」などの具体的キーワードから考えたり、自身の経験から組み立てたりすると、スムーズに仕上がります。
何かを書きたいけれど、それがいったい何なのか自分自身にもわからないというケースですね。
そんなときは、自分が何に感動するのか、何に興味があるのかを把握するところから始めましょう。
「自分が好きなものを書いても、人に読んでもらえないのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最初から売れる/売れないに縛られてしまうと、作品のイメージは膨らみません。
売れるものをつくるというより、自分がおもしろいと思えるものをつくることを大切にしましょう。
あなたが心からおもしろいと思って書き上げたなら、受け入れてくれる読者が必ずいるはずです。
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