学校図書館は、主に学生たちが勉強をするための空間です。
とはいえ学校図書館は、学生にしか利用できないわけではありませんし、ましてや大人になると楽しめなくなるわけではありません。
本記事では、大人になってもぜひ行ってみたい、魅力的な学校図書館を紹介します。
国際教養大学に置かれた中嶋記念図書館は、日本初のある特徴をもった図書館です。
実は、24時間365日開館しているのです。
設計にも工夫が凝らされており、館内は「本のコロセウム」をテーマにデザインされています。
建築材には日本三大美林のひとつでもある秋田杉が使われており、学生たちが落ち着いて勉強できる安らぎの空間となっています。
また、本棚の裏側が学習スペースになっています。
座っている学習者からは他の人の姿が目に入らないよう配慮されており、集中できる環境です。
多摩美術大学図書館は芸術性に溢れた設計の建築です。
インパクト大の斬新な設計は、日本を代表する建築家・伊東豊雄氏によるもの。
近代的な三次元アーチ構造に加え、コンクリートの壁面とガラスが一体化した、近未来的な雰囲気のある図書館です。
館内に配置された大型本棚も、空間を演出している要素です。
また、カフェが併設されているのも学生にとっては嬉しいポイントです。
個人の勉強だけでなく、打ち合わせやグループワークにも利用できるため、幅広い可能性を秘めています。
三田キャンパスにある慶應義塾図書館旧館は、重要文化財に指定されるほど歴史ある建物です。
90年余り図書館として利用されたのち、2012年11月に閉館しましたが、今でも貴重な洋書等が保管されています。
レンガ造りの小洒落た外観のため、図書館だと気づかない方も多いようです。
しかし中に入れば、本が所狭しと並んだ薄暗い迷路のような空間に心が弾むはずです。
以上、魅力的な学校図書館を3つご紹介しました。
あまり行く機会のない学校図書館ですが、ふらっと覗いてみるのも楽しいですよ。
大学によっては、一般の人も利用できるように図書館を開放しているところもあるようです。
ぜひ利用してみてくださいね!
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