コラム

大人になった今こそ読んでほしい児童書3選**

 

皆さんは、子どもの頃、どんな本を読んでいましたか?
本が大好きな皆さんは、小さい頃から、絵本や児童書など、たくさんの本を読んできたことと思います。

大人になってから、図書館や本屋で当時読んでいた本を見つけると、ちょっぴりうれしい気持ちになりますよね。
また、片付け中に古ぼけた絵本を発見しては、ついつい読み返してみたり……。

小さい頃によんだ物語は、その思い出と共に、いくつになっても大切なものです。

児童書には、不思議な力があります。
あの純粋で素直な心でよんだ物語は、その人の心のどこかにずっと存在し続けます。

大人になっても、たまに、「あの物語」の「アイツ」が口をだしてくることはありませんか。
それほどずっと心に残るものが、児童書の中にはあるのです。

それでは、今、新しく、児童書を読んでみるとどうでしょう。

「もうあの頃のように純粋じゃないから」
――そう思って、楽しめないのではないかと思われる方も多いかと思います。

それでももう一度、読んでみましょう。
もしかするとまた、新しい「アイツ」が、あなたの中に住みつくかもしれません。
そしてこれからずっと、あなたの心の拠りどころになってくれる、そんな物語があります。

本コラムでは、一人で読んでも、ご家族で読んでも、きっとあなたに何かを残してくれる、そんな作品を2冊ご紹介します。
この子たちが、あなたの中で活躍してくれることを、願っています。

 

①『十二番目の天使』 著:オグ・マンディーノ 訳:坂本貢一

 

事故で妻子を失い、生きる希望を見失ったジョン・ハーディングは、親友の頼みでリトルリーグ・チームの監督をすることに。
そこで出会ったのが、小さくて、野球もへたっぴな、ティモシーという少年。
「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!」
彼はいつもそう自分に言い聞かせ、あきらめなかった。
彼はなぜ、そこまで一生懸命なのか。そこには彼の秘密があった。
ティモシーのその小さな姿に、大きな勇気をもらえる、そんな一冊です。

 

② 『青空の向こう』 著:アレックス・シアラー 訳:金原瑞人

 

「ぼく、まだこの世にやり残したことがあるんだ。」
突然、事故で死んでしまった少年ハリー。
しかし彼は、死んだと自覚するといけるという「彼方の青い世界」に行けなかった。
ハリーには、「やり残したこと」があったのだった。
彼が「やり残したこと」とは。彼は「彼方の青い世界」にいけるのか。
当たり前だけど、とても大切なことを思い出させてくれる、そんな一冊です。

関連記事

幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
原稿応募、出版の相談、お問い合わせ、資料請求まで、お気軽にご連絡ください。

  • ポイント1

    お問い合わせいただきましたら、担当の編集者がご対応いたします。

  • ポイント2

    原稿内容やご要望に沿ったご提案やお見積もりをご提示いたします。

  • ポイント3

    幻冬舎グループ特約店(150法人3,500書店)を中心とした全国書店への流通展開を行います。

テキストのコピーはできません。