コラム

自費出版で世界が変わる! 自費出版をする3つのメリット**

自費出版とは言葉通り、自分自身で費用を負担して本を出版することです。

 

一般的に、本を出版することは敷居が高いと思われがちですが、自費出版すれば自分の好きなように本をつくって世の中に出すことができます。しかしその反面、原稿作成から表紙のデザイン、本を売るための流通ルートの確保まで自分でおこなわなければいけません。

 

このように、自費出版は大変なことばかりのように見えますが、それでも自費出版する人がいるのは、それ相応のメリットがあるからです。

そこで今回は、自費出版にはどのようなメリットがあるかをご紹介します。

 

 

作品が形に残る! 後世に語り継がれるものに

自費出版することで、自分の創作物を作品として世の中に存在させることができます。

 

長い人生の間には、いろいろなことが起きるものです。しかし、一個人の記録が正確に残ることはほぼありません。本を出版するということは自分の生きた証しはもちろん、その熱意や努力の結晶を文章にして後世まで残すことを意味します。

 

自分の人生を本にする方は意外と多く、なかには人生の回想録を自費出版して社員に贈るという会社経営者もいるようです。もちろん、回想録だけでなく小説や知識を活かしたノウハウなど、ジャンルを問わず、さまざまな本がつくれます。

 

自費出版することで自分の価値を表現できたり、本が完成したときに達成感を得られたりと、自分の人生の幅をより広げることにもつながるでしょう。

 

大きなステータスを得ることに! 仕事の役に立つ可能性も

一般的に、本を出版するのは才能がある人、なにかしらのスキルが高い人、などといったイメージを持っている人は少なくありません。そのため、本を出版した経験があると、それだけで周囲に特別な印象を与えられます。

 

たとえば、会話のなかで自費出版したことを伝えるだけで、「本を出版できるほどすごい人なのだろう」と、相手の信用を得やすくなるでしょう。自費出版が自身のステータスになり、会話の説得力が増すなどのさまざまな効果を得ることができるのです。

 

また、一種の営業ツールとして、自分が取り扱っている商品やサービス関連の本を出版し、書店で販売したり営業先に配布したりすることで、自社の商品やサービスの価値を高める効果も期待できます。

 

このように、会社名(自分の名前)や商品、サービスなどをより多くの人に知ってもらい、市場におけるこれらの価値を確立することを「ブランディング」といいます。

自費出版することで、個人として大きなステータスを得られるだけでなく、自分が所属する企業・組織の価値を高められる可能性もあるのです。

 

作家の仲間入り! 魅力的な肩書を得られる

出版社が費用を負担する商業出版の場合は、文章や内容がどんなにハイクオリティーであっても、売れるとは限りません。また、出版社から声がかかるようになるまで、何本も作品を書きあげたり、文学賞などのさまざまな賞に応募し続けたりして、地道な下積みが必要になるでしょう。

 

対して、自費出版は文章構成力に自信が持てなくても、原稿さえ書くことができればだれでも作家になることが可能です。

 

自費出版でも世間に認められるチャンスがある

一般的には、自分で費用を出して出版する場合、作家とは認められないと判断されることがあります。しかし自費出版でも、十分な収入を得られている人は多少なりとも存在します。

 

そういった、自費出版で人気を得ている作家を出版社は放っておきません。商業出版できるチャンスが巡ってくれば、作家として世に認められるのです。これは、文学賞を受賞するのと同じくらい難しい道ではありますが、挑戦する価値は十分にあるでしょう。

 

有名作家も自費出版している

実は、自費出版で大きな成功を得た有名作家が存在するのをご存知でしょうか。

若者に絶大な人気を誇る山田悠介は自費出版した処女作がベストセラーとなり、一躍有名作家の仲間入りを果たしています。

 

多少費用がかかったとしても、自分の作品を世に出したいと思っている人は少なくないはずです。この有名作家たちのように、自費出版がベストセラーになる可能性もありますので、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

自費出版はコストがかかり、敷居が高いイメージが強く、手が出せないと思う人も多いのではないでしょうか。しかし、実際には本をつくることは決して難しいことではありません。

 

最近は、商業出版自体があまり振るわない傾向にあり、その分、自費出版に注目が集まっています。その影響で、昔よりも気負わずに出版することができるようになりました。

自分の作品を世に出したいという方は、自費出版を検討してみてはいかがでしょうか。

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