認識と事象
本コラムでは、幻冬舎ルネッサンス宛にご応募いただいた、読者の方からの寄稿文をお届けします。どうぞご覧ください。
認識と事象は同等の異形
わたしの中の自己
あなたの中の自己
わたしの中のあなた
あなたの中のわたし
自と他とは対峙する鏡面
無限無量無辺
無限無量無辺こそが宇宙
また それが自己存在
無限無量無辺
それゆえに個別の存在が表出肯定されている
存在と反存在
存在をはるかに超える密度の反存在世界
この時空もまた反時空の衝立にうつる一つの映像
無量に認識すること
認識し得ない世界の無限を
存在は沈黙する その反存在の記憶と伝承の豊かさのまえで
充実と理解と叡智は反存在からの光彩
物象の由来
認識の創生