自費出版の費用はいくらくらいかかるのでしょうか?
自費出版の費用は以下5つの項目の組み合わせによって決まります。どのような完成形にするかイメージをお持ちでない方は、お問い合わせの際にご参照ください。
- 原稿の状態
- 本の仕様
- 発行部数
- 用紙代や印刷会社の選択
- 流通の有無
1)原稿の状態
- 既に書き上がっている
- まだ書き上がっていないが、自分で書く予定
- まだ書き上がっておらず、ライターに依頼したい
- おはなし・イラスト共に描き上がっている(絵本の場合)
- おはなしは自分で書き、イラストはイラストレーターに依頼したい(絵本の場合)
上記のいずれの場合も編集者が原稿をチェックし、お客様とともに原稿を推敲いたします。作品制作において、原稿をライター、イラストをイラストレーターに依頼することも可能です。
編集者が作品のテーマに応じて実績のある人材をアサインいたします。制作期間や制作方法が異なるため、同じ費用ではございません。
2)本の仕様
- 判型
- ……四六判(188mm×130mm)、文庫判、A5判、A4判、新書判(173mm×105mm)ほか
- 製本
- ……並製(ソフトカバー)、上製(ハードカバー)
- 本文カラー
- ……1色(モノクロ)、2色、フルカラー
- 写真やイラストの有無
- 想定されるページ数(1ページあたりの文字数は約600字)
3)発行部数
四六判などベーシックな仕様の発行部数:1,130部~(流通部数1,000部、納品部数100部、見本部数 30部)
初回発行部数は書籍の売れ行きを左右する重要な要素で、書店流通の場合は1,130部~を推奨しています。仮に売れ残りが発生した場合、残部買取といったご案内はございません。
4)用紙代や印刷会社の選択
作品のジャンルや内容に合った用紙が存在し、価格が異なります。例えば小説の場合は基本的にモノクロのため上質紙を使用しますが、色が染み込みやすい素材で、絵本といったフルカラーの作品では活用しにくいです。
印刷会社によっても印刷費用は異なります。基本的には弊社指定の印刷会社がございますが、お客様のご希望があった場合には価格が変動する可能性があります。
5)流通の有無
- 書店流通をする
- 書店流通をしない(私家版)
幻冬舎グループは全国主要書店をはじめとした一般書店と特約店契約を結んでいるため、自費出版の作品も商業出版と同じように書店の書棚に陳列されます。
身内に配るためやイベント配布用に書店流通しないことを選択することも可能です。
重版が決まった場合の費用
重版となった本の出版費用は頂戴しておりません。弊社負担で増刷いたします。
お支払いのタイミング
自費出版の費用は、ご契約時と校了時に半金ずつ頂戴する形でご案内しておりますが、お支払いのタイミングや回数については調整が可能です。
原稿をお持ちの方は、お見積もりと合わせて原稿をお送りいただきますと、より正確な金額でのご案内が可能です。ご契約の有無にかかわらず何度でも無料でお見積もりいたしますので、お気軽にご連絡ください。