「まえがき」と「あとがき」。小説の本編が始まる前と終わりに、必ずこの項目がありますね。小説を書き始めたきっかけ、小説を書き終えての感想、関係各社へのお礼など・・。
小説を執筆するにあたり、みなさんも「まえがき」と「あとがき」を書くことになりますが、どのようにまとめれば良いのでしょうか。
まえがきとあとがきは、読者への「お手紙」と考えると分かりやすいです。
そしてお手紙には、「小説をどのような気持ちで書いていたのか」をまとめましょう。
例えば、推理小説のまえがきを書く場合、小説の舞台や世界観が分かる情報や、なぜ推理しなければならない事件が発生したのか…といったきっかけの情報を入れても面白いですね。
読者はまえがきを読むことで、これはどんな小説なのかを理解し、スムーズに読み進めることができるからです。
対してあとがきは、小説のテーマや著者が伝えたいメッセージを念押しして印象付けたり、
いろいろ書いたが結局はこういう想いを抱いていました、であるとか、実はこんなことを考えていたんです、といった本音を語るのも魅力的ですね。
これらは小説の本文よりも、著者のパーソナルな部分をダイレクトに伝えることができます。
読者との距離をグッと縮められるよう、著者は読者の顔を思い浮かべて「お手紙」をしたためてみてはいかがでしょうか。
幻冬舎ルネッサンス新社では、本を作る楽しみを自費出版という形でお手伝いしております。
原稿応募、出版の相談、お問い合わせ、資料請求まで、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせいただきましたら、担当の編集者がご対応いたします。
原稿内容やご要望に沿ったご提案やお見積もりをご提示いたします。
幻冬舎グループ特約店(150法人3,500書店)を中心とした全国書店への流通展開を行います。