第1回自分史コンテスト

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『ヤクザ映画なんか好きじゃなかった』辻裕之:著

【大賞作品 幻冬舎より電子書籍化】

■著者紹介
『ヤクザ映画なんか好きじゃなかった』
(辻裕之・著)
発売:2018/3/22

横須賀に生まれ、横浜国立大学経済学部を卒業後、日本映画学校に入学。今村昌平や北野武など、名だたる映画監督作品の助監督を務め、Vシネマ『銀玉命! 銀次郎2』で監督デビューを果たした辻裕之氏。「中途半端な映画好きで、大した夢や目標も持たずテキトーに学生生活を送ってきたクズ野郎が、社畜になんかなりたくないという想いだけで映画ギョーカイに飛び込んで、あれよあれよという間に監督になったあげく、ヤクザVシネの専門家として二十年近くも飯を食ってきてしまった」――そう語る彼は、なぜ、200本を超えるヤクザ映画を撮ったのか? 辻氏の半生とともに、思い起こされる数かずの作品――あの大作から知られざる名作まで、好きな人にはたまらない! 読後は必ずヤクザ映画が見たくなる、消えゆく日本のVシネ界に捧ぐ応援歌。

近藤 勝重 先生 大賞作品『ヤクザ映画なんか好きじゃなかった』
編集者講評

生い立ちから、20年映画を撮り続けるに至るまでを、ありのままに、ときにシニカルな一面を見せながら、仕上げていました。200タイトルを超える作品を撮ったVシネ監督である著者。幼少期では両親の人柄や育った街の風景、映画監督を生業とするようになってからは仕事に対する考え方など、それぞれの世代での出来事を伝える場面がありますが、しっかりと盛り上がりがわかるように書かれているので、飽きさせない。読者が知らない世界の事柄を、わかりやすく記述している点は、読んでいる者に興味を抱かせるに十分な表現でした。好きじゃなかったヤクザ映画を撮り続けてきたが、作品は自分の足跡として残る。人生はひとつなぎになっていると感じさせる作品です。

幻冬舎ルネッサンス新社編集部マネージャー
芝﨑 拓

審査員

矢口 矢口 仁(やぐち じん) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社会長 兼 株式会社幻冬舎メディアコンサルティング副社長。創業時より、文芸書・ビジネス書・実用書など幅広いジャンルの編集に従事。初めての個人出版から、株式会社リクルート、株式会社バンダイ、セコム株式会社といった大手企業の法人出版まで、豊富なプロデュース実績を持つ。手がけた書籍は1,800冊を超える。
山名 山名 克弥(やまな かつや) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社 代表取締役社長。「プロの読者目線」を信念に、1か月に5~10冊の書籍刊行に携わる。かつては企画営業部に在籍した経験から、書店への流通・販売戦略の立案や、プロモーション戦略面についても熟知し、制作面に拘わらずそれぞれの著者に最適な出版戦略の企画立案を得意とする。趣味は食べ歩き。
山名芝﨑 拓(しばさき たく) 幻冬舎ルネッサンス新社編集部マネージャー。
書籍の流通・販売やプロモーション戦略を熟知。「どこまでも著者に寄り添う」をモットーに、著者の相談窓口も担当。

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