第一回幻冬舎ルネッサンス新人賞

大賞作品
電子書籍化

大賞

『旅路 無明の眠り』荒木麻紀:著

【大賞作品 幻冬舎より電子書籍化】

『旅路 無明の眠り』(荒木麻紀・著)
発売:2019/1/31

息子を交通事故で亡くした女性・由里。悲しみに暮れる彼女のもとに、深夜0時に電話が鳴る。「お母さん」と尋ねる声は少女・沙羅のものであった。
もう帰らぬ息子を想う母親と、母親と生き別れた少女の不思議な出会い。息子と同じく交通事故で夫を失う悲劇をきっかけに、由里は沙羅とともに「夢にみた」賽の河原を探す旅へ出る。 
賽の河原で息子が石を積み続けなければならない理由とは。血のつながりがない人と人との間には、肉親に対するような情愛が生まれるのか。
愛する者と別れ、独りで生きなければならない人々が、苦しみながらも前向きに歩み始める姿を綴った一冊。

審査員

矢口 矢口 仁(やぐち じん) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社会長 兼 株式会社幻冬舎メディアコンサルティング副社長。創業時より、文芸書・ビジネス書・実用書など幅広いジャンルの編集に従事。初めての個人出版から、株式会社リクルート、株式会社バンダイ、セコム株式会社といった大手企業の法人出版まで、豊富なプロデュース実績を持つ。手がけた書籍は1,800冊を超える。
山名 山名 克弥(やまな かつや) 株式会社幻冬舎ルネッサンス新社 代表取締役社長。「プロの読者目線」を信念に、1か月に5~10冊の書籍刊行に携わる。かつては企画営業部に在籍した経験から、書店への流通・販売戦略の立案や、プロモーション戦略面についても熟知し、制作面に拘わらずそれぞれの著者に最適な出版戦略の企画立案を得意とする。趣味は食べ歩き。
下平下平 駿也(しもだいら としや) 幻冬舎ルネッサンス新社編集担当。書籍の企画立案はもちろん、出版後の販促やイベントにまで携わることで独自の“売れるノウハウ”を構築。かつてはビジネス書の販促企画チームに所属しており、企業の代表など権威ある著者からの信頼も厚い。

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