子どもたちの生きる力を育む保育を
多くの方に知っていただきたい
『てんとうむし幼児園で育む 子どもの生きる力』
てんとうむし幼児園では「自然とともに」をテーマに保育の実践を行っており、四季を通じた伝統行事を始め、さまざまな遊びや学びを日々体験できるよう工夫している。園児達は自然環境での体験を通じて、自分で感じ、考え、行動できる子に育つことが園の教育理念として一番大切なことである。本書ではとりわけ子育て中の保護者、教育関係者にとって、新しい子育てや保育の気づきの一助になるようなヒントが満載となっている。
幻冬舎ルネッサンスから2015年に『てんとうむし幼児園で育む 子どもの生きる力』を出版した林剛さん、林恵子さん。約2年間の年月をかけて作品を完成させた思いや、出版を決意したきっかけを伺った。
―出版を決めた理由、きっかけを教えて下さい。
林 保護者(のちに、実行委員長)に「てんとうむし幼児園は、創立何年ですか?」と聞かれ、「18年です」と答えた一言から、出版のきっかけがうまれました。
保護者が「もうすぐ20年ですね。20歳は、人間でいう成人式です。大事な節目です。
てんとうむしの本を作りましょう!」と提案して下さり、あっという間に実行委員会が立ち上がりました。
実行委員会は、在園児保護者・卒園児保護者・職員、そして卒園児で構成されました。
こうして、約2年間の年月をかけてこの本が誕生しました。
てんとうむしの保育を初めて20年。試行錯誤はありましたが、子どもたちの生きる力を育む保育を展開し続けていることに胸を張っています。この、てんとうむしの保育を多くの方に知っていただきたいと思い、出版に踏みきりました。
子どもを取り巻く環境がめまぐるしく変わる現代の中で、何が大切なのかを投げかけていきたいと思いました。
―出版社、編集者とのやりとりで思い出深かったことはありますか。
林 まず、本が出来上がるまでの過程を知り、その大変さがわかりました。今まで、何気なく手にしてきた本の全てが愛おしく感じました。そして、編集の方のアドバイスの的確さに感動しました。私自身の文章の癖がわかったり、構成の違いで伝わり方が変わるということにも、驚きました。
また、皆さんが“保育”という分野をよく研究しており、私たちの話に真剣に耳を傾けて下さったことを、ありがたく思いました。
―ご出版を終えられた今のお気持ちを教えて下さい。
林 出版にあたり、てんとうむし幼児園の保育をあらゆる角度から見つめることが出来ました。
そして、それを文章化することにより、より明確にてんとうむし幼児園の保育をわかっていただくことが出来ました。
多くの方々に、感謝しております。これからも、この本を携え、てんとうむし幼児園の保育をお伝えするとともに、裾野を広げていこうと思います。
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