インターネット情報とは違い、
”書籍”は長く残る情報源だと感じております。
『社会保障クライシス』
美馬祐一郎は鉄鋼会社社長を引退し、趣味の蕎麦づくりに勤しむ落ち着いた日々を送っていた。そこへ訪れた一本の電話。元部下である現総理の悲痛な懇願。「人を活かすことで企業再生を実現してきた美馬さんに、ぜひとも社会保障改革本部の本部長に就任し、日本再生に貢献して頂きたい」――政界初心者の美馬のもとに群がる悪意と謀略。はたして美馬は社会保障改革を実現し、孫世代のための豊かな日本を築くことができるのか? 読み出したら止まらない、圧巻の政治小説!
幻冬舎ルネッサンスから2016年に『社会保障クライシス』を出版した安達和夫さん。出版を決意したきっかけや出版後の変化を伺った。
―出版をされたきっかけ・目的は何ですか?
安達 複雑で難解な社会保障制度の実態について、より多くの方に関心を持っていただけたらと思い、ストーリー仕立てのフィクションの形で書いてみました。社会保障制度はとりわけ国民の生活に密着した制度です。年金や医療の将来への持続性が危ぶまれている昨今、制度の意味を知っていただき、今後のあるべき方向性をより多くの方にお考えいただくことは重要ではないかと考え、出版に至りました。
―出版前後でどのような変化がありましたか?
安達 個人的には取りたてた変化はございません。唯一の変化は、私の社会保障問題を中心とした個人ブログの読者層が広がったことだと思います。拙書は難解な分野を真正面から扱ったため、気軽にお手に取っていただける内容ではないことは承知しておりますので、徐々にであっても読者層に浸透させていけたらと願っておりますし、今回の出版を書籍販売で数多くの実績とノウハウをお持ちの幻冬舎様に委ねさせていただいた理由もそこにあります。
また、長らくご無沙汰をしていた方からお手紙などをいただき、再会を果たすことができました。
―出版を迷われている方にメッセージをお願いいたします
安達 インターネットに代表されるさまざまなメディアが台頭した影響もあり、情報が氾濫している昨今です。そうした影響もあってか、読書離れが進んでいると言われていますが、インターネット情報などのような素通りする情報とは違い、書籍は長く残る情報源だと感じております。以前読了した本も、再度読み直すとまた異なる気付きが得られることも多くあります。
SNSやブログなど、インターネットで発信する情報とは本質的に異なった情報発信になりますので、ベストセラーになるか否かは別としてご自分のお考えを一冊の書籍に残すことは貴重なことではないかと思っております。是非、チャレンジされることをお勧めいたします。
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