著者インタビュー

アドバイス通りに書き足したことで、

まとまりがあり、

はじめとは違った雰囲気になったと思います。

『パリとワインとわたし』

いつか文字にしたいとずっと思っていたフランスでの生活や出来事、その時々に感じた気持ちを、フランスで体験した思い出深い言葉から思い出されるままに書いてみました。

幻冬舎ルネッサンスから2016年に『パリとワインとわたし きょうはロゼにしようかな』を出版した高橋真理子さん。出版を決意したきっかけや出版後の変化を伺った。

 

―出版をされたきっかけ・目的は何ですか?

高橋 「フランスでの留学生活を書いて本にしてみたい」という思いが帰国してからずっとありましたが、私のような素人が書いたものが本になるのかという不安もあり、また、言い訳になってしまうと思いますが、書く時間も作れず、気が付けば十数年が経っていました。

しかし、今の生活を変えたいという心境からか、再び書きたいと思う気持ちが強くなり、そのような時に目に留まったのが、幻冬舎のセミナーの新聞広告でした。

 

 

―出版前後でどのような変化がありましたか?

高橋   自分で書いたことに自信が持てなく、出版間際には不安な気持ちでいっぱいでした。

しかし、友人が思った以上に喜んでくれたり、嬉しい感想を送ってくれたり、宣伝をしてくれたりして、次第に「本を出してやはり良かった」と思うようになりました。

また、思いがけない方が、様々なエピソードをすっかり覚えてしまうほどに非常に熱心に読んでくださって、直接ではないのですが、その方の感想もお聞きすることができ、私が書いたものをそのように思って読んでくださったのかと驚きとともに感激に近い気持ちになりました。

勤務先の会社の会長にも出版のご報告をしたのですが、大変喜んでくださり、出版記念パーティーまで開いていただきました。
周りの人々の温かさに再度気付かされる機会でもありました。

 

 

―出版社や編集者とのやり取りで印象に残ったことはありますか?

高橋 私の拙く、分かりにくい文章に編集者の方が少し言葉を足すだけで、ぐっと分かりやすく、様子がより理解できる文章に変化することに驚きを感じ、プロの方のご指摘に感嘆しました。

当初、フランス生活ということで、ワインが登場する章としない章があったのですが、全ての章で触れていた方が一貫性があって良いということで、アドバイス通りに書き足したことで、まとまりがでて、はじめとは違った雰囲気になったと思います。

 

 

―制作秘話やおすすめポイントなど、改めてご著書の紹介をお願いいたします。

 高橋 私のフランス生活では、常にワインがそばにありました。数々のワインの香りや味わいは、フランスで知り合った多くの方々の思い出と深く結びついています。

そのようなフランスでの思い出を楽しんで頂けたらと思います。

 

 

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