著者インタビュー

ストーリーを決めて書き進めなさいとアドバイスされ、その重要さが後で分かりました。

『想い出をむかえに』

ネジ販売会社の社長を務める山本信之輔はある日、とある講演会会場で真桜子と再会する。ふたりは互いに惹かれあい、逢瀬を繰り返していく。精力的に仕事をこなすが妻と離婚していた信之輔は真桜子との結婚を意識するが、真桜子は突然、祖母の介護のために九州・福岡の実家へ戻らなければならなくなってしまった。3ヵ月が経っても思いを断ち切ることのできない信之輔は、仕事で福岡へ出張した際、真桜子に電話して久々に会話を交わす。二人の気持ちに変わりないことを確信した信之輔は、博多空港で真桜子と再会を果たし、結婚を決意するのであった。東京で暮らすことになった二人は、空港で祝福されながら、これから始まる新しい生活の場へと旅立つのであった。
本作品は、巧みな構成と明快な文章が魅力的な、著者初の作品。アラフォー・アラフィフの男女二人の純粋な思いや揺れる心理を巧妙に描出し、読む者を惹きつけて離さない長編小説。

幻冬舎ルネッサンスから2017年に『想い出をむかえに』を出版した大旗勇一氏。出版を決意したきっかけや出版後の変化を伺った。

 

―出版をされたきっかけや目的は何ですか?

大旗 若い頃、書くことが嫌いであった、その私がここ数年前から何でもよいから書きたくなる時がありました。そうして頭の中に浮んでくる妄想や夢のようなことを、書き進めていたら、いつの間にか物語的になっていて、その書き溜めたものを幻冬舎のご担当者に相談すると、出版を促されまして、その後は本気で書き進めまとめていったのです。

 

―出版前後で何か変化はありましたか?

大旗 出版すると決めてからは、本気で取り組み頑張らないと、そして完成させないと、と思い真剣でした。勿論、舞台となる現地にも行きました。時には筆が進まず何日も放置したことも、また反対に昼夜構わず書ける時もありました。

出版を決めてからは身近な知人には話して、それを負担に頑張りました。家族には殆んど話しませんでした。

 

―出版社や編集者とのやり取りで印象深かったことはありますか?

大旗 ストーリーを決めて、書き進めなさいとアドバイスされ、その重要さが後で分かりました。
小さいことにこだわらず、書き進めなさいと勧められたのも良かったです。

出版社の担当の方との打ち合わせやアドバイスが重要であることも分かりました。

 

―原稿に散りばめたこだわりや制作秘話など、ご著書の紹介をお願いします。

大旗 仕事に関係するのですが、現場主義の重要性。

相手に対する思いやり。

出会いによる、つながりと継続性、また女性に対する思いやり。

仕事での出張時、時間を取っての現地調査でした。

 

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