著者インタビュー

編集過程で著者の細かい息づかいのような点を十分に尊重してもらえて大変良かったです。

●隆盛が生きる指針として持ち歩いた「南洲手抄言志録101か条」とは。
●方谷の財政改革は現代の日本にも応用できる?

現代の私たちが今学ぶべき、
隆盛の豪快な生き方と方谷の緻密な思考。

―出版をされたきっかけや目的は何ですか?

みの 江戸末期の哲学者佐藤一斎(著者の出身地・美濃岩村藩の儒者)の本『人間佐藤一斎の悩み』を出版したあと、一斎の弟子たちについて調査研究をしたところ、一番かつ真の弟子は西郷隆盛と山田方谷であるという確信がわいてきたので、その事実と事績とを広く知ってもらいたいと思いました。

 

―ご出版前後の変化はありましたか?

みの たまたまNHKの大河ドラマで『西郷どん』が放映されることとなって、友人知人家族の者も、今後は大ヒット間違いないと激励してくれているし、自分もそう願っているところです。

 

―出版社、編集者とのやりとりで印象深かったことはありますか。

みの 出版社、編集者の方では、本の販売、営業面で大変自信を持っておられることを知り、非常に心強く思いました。また編集過程で、著者の細かい息づかいのような点を十分に尊重してもらえて大変良かったです。今後とも大変お世話になりますので、よろしくお願いします。

 

―自著のご紹介をお願いします。

みの この『義の人 西郷隆盛 誠の人 山田方谷』においては、あくまでも、隆盛・方谷とも、佐藤一斎の訓えを自分のものとして、天の道(正義)や人の道(誠実)を貫いて生きたということにこだわって、ストーリーを展開しました。そして話が発展するごとに、自分だったらどうしただろうか、と自己におきかえて思いを致すということが多かったです。

 

―最後にメッセージをお願いします。

みの これまでも隆盛や方谷の本や物語が多数出ていますが、そうした過去の人物の見方にとらわれることなく、独自に人物像を描いたつもりです。また、いずれも現代という視点を加味して、それなりの批判も多少混ぜましたので、ぜひ一読していただきたいと思います。

 

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