薫風のトゥーレ
北極の島に住む生き物たちの目線を通じて描く、ファンタジー小説。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 林健太郎・著
- ISBN
- 9784344912595
- 判型
- 4-6 ・ 256ページ
- 出版年月日
- 2017/8/15
- 価格
- 1430 円(税込)
内容紹介
極北の冷たい海に囲まれた隔絶の地、トゥーレに5頭のホッキョクギツネが生まれた。
やがて子ギツネ達は自分で狩りをするようになるが、ソルだけはどうしても狩りができなかった。「ボクのために何かを新たに殺すのはダメなんだよ」そういってソルが食べるのは既に死んでいる生き物ばかり。ホッキョクギツネは生まれて約3カ月で親離れをする。はたしてソルは極北の冬という長い試練を耐え抜き、トゥーレの地で生きて行けるのか。
「生きるってことは、食うってこった」――雄大な自然と命のつながりを、極北の島に住む生き物たちの目線で描いたファンタジー小説。
■著者紹介
林健太郎(はやしけんたろう)
1968年石川県出身。現職は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境変動研究センター。
北海道大学大学院(工学修士)/東京農工大学大学院(博士(農学))。人間活動が地球の窒素循環にもたらす影響を研究テーマとする。行動範囲は農地から両極地まで。第58次日本南極地域観測隊夏隊員。
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