第六天魔王 信長
歴史家にはできなかった、今までにない信長像を描いた歴史小説。
- ジャンル
- 小説 単行本 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 片岡昌一・著
- ISBN
- 9784344914612
- 判型
- 4-6 ・ 256ページ
- 出版年月日
- 2017/11/30
- 価格
- 1320 円(税込)
内容紹介
誰もが知る戦国武将・織田信長だが、その生涯のすべてがわかっているというわけではない。歴史の陰に隠れ、謎に包まれた部分も少なからずある。もちろん事績のかなりの部分は明らかになっているが、それは政策や合戦などに関するもので、「人間信長」についてはまだ知られざる面があるのである。ところが、純然たる歴史学はいろいろな史料を集め、見えない部分に対して仮説を提起することはできるが、断言することはできない。
本書はそこに風穴をあけようとした。
歴史家の考えがおよばない想像力が、これまで謎とされてきた信長の人生に新たな光をあて明らかにしようとしているわけで、ここに本書の魅力があるといってよい。
そしてもうひとつ。著者は経済人としての自らの考えを盛りこんでおり、これも歴史家の描く信長像とはちがう信長像を浮き彫りにする一員となっている。これもたいへん魅力的なのではないか。序文・小和田哲男(静岡大学名誉教授)
■著者紹介
昭和22年、高知県に生まれる。桓武平氏、藤原北家冬嗣の流れを汲む土佐片岡氏。
昭和44年、国立海技大学校航海科卒。外国航路貨物船の航海士を経て、昭和46年下船。
昭和52年、現業(有)昌栄(総合設備業)を設立、現在に至る。
著書に『最後の平家』『最後の武田 武田勝頼回想記』(ともに文芸社)がある。
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