福祉が壊れる
今、日本の福祉が危ない。
- ジャンル
- 介護 幻冬舎ルネッサンス新書 社会・政治
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 杉山博昭・著
- ISBN
- 9784344917590
- 判型
- 新書 ・ 192ページ
- 出版年月日
- 2018/6/12
- 価格
- 880 円(税込)
内容紹介
介護をはじめとした人材の著しい不足と劣化、大学の社会福祉学科への志願者の減少、目まぐるしく変わる制度、福祉思想の喪失。
障害者差別解消法実施のように歓迎すべき話もあるが、全体として見れば福祉はすっかり壊れたといってよい。
このままでは介護難民が溢れるのは確実である。
しかしその危機感は、福祉関係者にも、行政にも、一般の人々にも見られない。
まずは日本の現状を知り、危機意識を持つことが大きな一歩となる。
福祉に携わって30年、介護施設での勤務経験も持つ大学教授が徹底解説。
誰にとっても無関係ではいられない、必読の一冊。
■著者紹介
杉山博昭(すぎやま ひろあき)
1962年生。日本福祉大学修士課程社会福祉学研究科修了。博士(学術・福祉)。
特別養護老人ホーム、障害者作業所勤務を経て、1994年に宇部短期大学(現・宇部フロンティア大学短期大学部)講師。2000年に長崎純心大学助教授。2008年よりノートルダム清心女子大学教授。
『近代社会事業の形成における地域的特質─山口県社会福祉の史的考察─』で日本社会福祉学会奨励賞を受賞。
著書は他に『キリスト教福祉実践の史的展開』『福祉に生きる 姫井伊介』『「地方」の実践からみた日本キリスト教社会福祉』など。
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