【増補版】奪われた若き命
いわき民報ふるさと出版文化賞・最優秀賞受賞作品
なぜひたむきな学究の青年がB級戦犯とされてしまったのか
- ジャンル
- ドキュメント ノンフィクション
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 山口紀美子・著
- ISBN
- 9784344918085
- 判型
- 文庫 ・ 266ページ
- 出版年月日
- 2018/7/31
- 価格
- 660 円(税込)
内容紹介
「きけ わだつみのこえ」に載る木村久夫氏の遺書の真相に迫るノンフィクション
木村久夫氏がカーニコバル島事件で戦犯刑死となった背景を、妹孝子さんとの往復書簡等を基に追究した著者渾身の作品。遺書に高知への尽きない思い、学問への情熱、家族への愛を綴った木村氏。そこに至るまでの短くも気高い生涯を辿る。新たに教誨師の証言等を増補。
■著者紹介
山口紀美子(やまぐち きみこ)
1940年、福島県南会津郡に生まれる。会津女子高校、福島大学学芸学部を経て、1962年から2000年まで主に浜通りの小学校に勤務する。1980年、月刊誌「作文と教育」(百合出版)に、「学級通信・文集」の実践記録が掲載される。1984年、吉野せい賞奨励賞受賞、2001年、同賞正賞受賞。2004年、同人誌「いわき文学」に「従兄はマリアナの海深く」を発表。2017年、『奪われた若き命 戦犯刑死した学徒兵、木村久夫の一生』(幻冬舎メディアコンサルティング)がいわき民報ふるさと出版文化賞・最優秀賞を受賞。執筆歴は50年を越す。
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