老いと死
現代の老人の新たなる「生き方」と「死に方」を提言する、
ルネッサンス新書新刊。
- ジャンル
- 生活・暮らし 幻冬舎ルネッサンス新書
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 網野皓之・著
- ISBN
- 9784344918979
- 判型
- 新書 ・ 242ページ
- 出版年月日
- 2018/10/2
- 価格
- 880 円(税込)
内容紹介
避けられない老年期、やがて来る死。
人間は現在以上に長寿である必要は無く、時が来たならば、老人は死んでよいのである。
その死が人よりも早かろうが遅かろうが、その人にとって納得のゆく死であり、
さらに他者にも死の意味が理解されたならば、相応しい時の相応しい死、
それこそが真に自由な死と言えるのではないだろうか……。
「一億総老人時代」の現代に、老人の新たな「生き方」と「死に方」を提言する。
■著者紹介
網野皓之(あみの ひろゆき)
1947年、北海道美唄(びばい)市に生まれる。美唄市は石狩川中流の空知郡に位置し
アイヌ語でピパオイ(「カラス貝の多いところ」という意味)といわれた沼地・泥炭地であった。
現在も残る宮島沼は渡り鳥の越冬経由保護地としてラムサール条約に登録されている。
明治以降、屯田兵により開拓され、一時、大小の炭鉱で栄えたが、
石炭から石油へのエネルギー転換により斜陽化して閉山が相次ぎ、人口は10万人から2万人へと減少、
現在は主として農業の町となっている。
1972年、札幌医科大学を卒業、東京にて病院勤務12年。
1984年、過疎・高齢化した長野県南の泰阜村診療所へ赴任。集団検診の有効性を否定して廃止させ、
保健医療への依存度を低めた福祉村の建設に取り組む。
泰阜村は日本で唯一、集団検診を行わない自治体・高福祉の村として知られる。
1996年、東京都豊島区に開業し、町医者として地域医療に従事。在宅医療・在宅福祉に勤しむと共に、
電気ポット・ITを活用した象印マホービンの安否確認システム開発にも携わる。
著書に『みんな家で死にたいんだに』(日本評論社、1996)、
『在宅死のすすめ』(幻冬舎ルネッサンス新書、2010)などがある。
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