「フェール・セーフ」に学ぶ災害対策論
事故・災害対策は「先制安全」という考え方を
いかに現実に活かすかに尽きる。
- ジャンル
- 実用書 幻冬舎ルネッサンス新書 単行本
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 織田博靖・著
- ISBN
- 9784344919129
- 判型
- 新書 ・ 140ページ
- 出版年月日
- 2018/11/27
- 価格
- 880 円(税込)
内容紹介
フェール(危険)は必ず起きるものであると想定し、
対となるセーフ(安全策)をあらかじめ準備しておく、
これが「フェール・セーフ」の基本となる考え方である。
本書ではまず、東日本大震災や125万件年金情報流出事件といった重大事故を展望し、
これにフェール・セーフの技術の適用が充分であったら、と振り返る。
原子力発電・高齢者問題・急激にリスクを高めた災害環境・サイバー攻撃…
これらの問題に今後私たちはどう立ち向かっていけばいいのか。
IoT、クローン、AI(人工知能)といった最新技術が生まれた現代だからこそ
目指せるセーフとは?
「先制安全」の考え方を基本とし、災害・事故への対策としてどう技術を導入していくべきか、
これからの安全と安心を確保するための道筋を示した一冊。
■著者紹介
織田博靖(おだ ひろやす)
1960年、電気通信大学電気通信学部電波工学科卒業。同年、三菱電機株式会社入社。
磁気ディスク記憶装置、全LSI計算機を我が国で最初に開発、成果を電気通信学会等に発表。
この技術を導入したオフィスコンピューター市場を創設して業界の拡大、発展に寄与。
全国発明表彰を受ける。
1987年、エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社を創業、社長に就任。
米国、イスラエルより先進技術・製品の国内導入、輸入販売を先進的に行い、
国内技術の新しい発展に寄与。
大手企業、大学に支援納入を行う。
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