人間を見つめる希望のAI論
希望の眼差しで人間を見つめる渾身のAI論
- ジャンル
- 単行本 コンピューター・インターネット
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 野咲 蓮・著
- ISBN
- 9784344919952
- 判型
- 文庫 ・ 290ページ
- 出版年月日
- 2018/12/4
- 価格
- 880 円(税込)
内容紹介
AIは人間を超えたのか? 超えるのか?
完成に向かう「合目的的世界」。著者が見出した「人工知能からのメッセージ」とは?
一つの戦いに勝者が一人とは限らない。
棋士と人工知能。
これは人工知能との対局の勝ち負けではなく、〝認証を巡る闘い〟なのだ。
人工知能は問うている。〝人間よ。人間の内に人間を見出すことは出来るかな?〟と。
将棋のなかに、生活のなかに、社会のなかに、経済のなかに、お店のなかに、
交通輸送路のなかに、世界に、我々は人間を見出していくしかない。
盤上に人間の将棋を発見するのは棋士と観る者の謂わば協同作業だ。(本文より)
■著者紹介
野咲 蓮(のさき れん)
1977年生まれ。麻布高校、中央大学法学部、明治大学法科大学院卒。
20代の頃、哲学専攻の大学院生にポストモダンの思考を教わり、自らの思考の基礎とした。
司馬遼太郎と村上春樹を愛読し、フランツ・カフカとカレル・チャペックを崇敬する。
「電王戦シリーズ」をきっかけに人工知能に強い関心を持ち、本稿を執筆した。
将棋はアマチュア三段。
現在は人工知能を題材とした小説を次回作として執筆中。
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