福島へのメッセージ 低線量放射線がもたらす長寿と制癌
放射線を必要以上に怖れず、正しく理解するための書
- ジャンル
- 医学・薬学
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 須藤鎭世・著
- ISBN
- 9784344921481
- 判型
- 文庫 ・ 212ページ
- 出版年月日
- 2019/3/19
- 価格
- 660 円(税込)
内容紹介
分子生物学の専門家が「〈被曝=危険〉ではない。放射線はむしろ有益である」と語り、
その根拠を明らかにする。
広島・長崎の被爆者の生涯調査が示す「直線閾値なしモデル」、甲状腺癌多発、
トリチウム水の海洋放出等に関する常識的見解に、最新データを用いて挑む。
待望の改訂文庫版
■著者略歴
須藤鎭世(すとう しずよ)
1942年8月11日神奈川県横須賀市生まれ、茨城県結城市育ち。
茨城県立下妻第一高等学校、東京大学薬学部修士課程修了後、塩野義製薬(株)、(株)野村総合研究所、
(株)野村生物科学研究所、伊藤ハム(株)、経済産業省産業技術総合研究所を経て、2003年より
就実大学薬学部教授、2015年より同大学名誉教授。
この間、米国City of Hope研究所の大野乾研究室に留学(1980-1981)、JICA専門家として
タイ国で技術指導(1988)、(株)iGENE代表取締役社長(2003-2008)。薬剤師、薬学博士、
第1種放射線取扱主任者。専門は細胞遺伝学、分子生物学。
著書(一部)
大野翠(翻訳)、須藤鎮世、山口陽子、森望、早川智(監修)『大野乾の世界』(羊土社、東京、2003)
Sutou S., Tanooka H., Doss M. (eds.) Fukushima Nuclear Accident: Global Implications, Long-Term Health Effects and Ecological Consequences. Nova Sciences Publishers Inc., New York, 2015.
『福島へのメッセージ 放射線を怖れないで!』(幻冬舎ルネッサンス新書170 幻冬舎メディアコンサルティング、東京、2017)
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