■著者紹介
出口臥龍（でぐち　がりゅう）
昭和22年（1947）、下関市に生まれる。立命館大学一部文学部史学科日本史専攻中退。新聞記者、雑誌記者、フリーランサーを経て、平成3年（1991）に自転車関連の出版社を設立。平成16年（2004）、台湾取材中に高速道で事故に遭い頸椎損傷に。以後、療養生活を続けながら文筆活動に専念。『今ひとたびの旅立ち』『ワラをも掴め‼』『疵（きず）』『霧笛海峡（前編）』（以上ブックコム）、『溺れ谷心中』（龍書房、葉山修平主宰同人誌「雲」第203号―第205号に連載）、『魯山人になりたかった陶芸家一番浦史郎の光と影』『台湾点描』（いずれも未完）『グラバーの暗号』（2018年、幻冬舎ルネッサンス新社）などの著作がある。日本歴史学会会員。