自殺が存在しない国
ヒトゴロシ 〝みんな〟でヤれば怖くない。
あらゆるストレスから⼈間を解放するこの国は、新時代のユートピアか、それとも――。
⼈⼝知能が台頭する世界で「命の意味」を問う、衝撃の近未来SFミステリー。
- ジャンル
- 小説
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 木島祥尭・著
- ISBN
- 9784344929135
- 判型
- 4-6 ・ 139ページ
- 出版年月日
- 2020/8/29
- 価格
- 1100 円(税込)
内容紹介
「⽣きてる実感を失うくらいなら、幸福なんぞ、俺は捨ててやるよ」
ある事件をきっかけにPTSDに苛まれていた「僕」は、友⼈の住む東アジアの⼩さな島国、ウズマキ共和国へ向かう。《⾃殺が存在しない国》と呼ばれる⼀⾒平穏なその国は、⼈⼯知能によって管理された新共同体主義社会だった。
現代社会の群衆⼼理にアイロニーを込めた表題作ほか、終末世界で⼈間性を取り戻す闘いをスリリングに描く『幸福はいらない。すべては、永劫回帰のかなたに』を収録。
繰り広げられる世界はフィクションか、それとも現実か。
■著者紹介
木島 祥尭(きじま よしたか)
1993 年生まれ、東京都出身。中央大学文学部卒。
現在は、主にアニメ・金融系のライターとして活動中。
ダ・ヴィンチニュース、マネ会などのWEB メディアに記事を寄稿。
大学在学中から小説や脚本の執筆をはじめ、
2017 年には長編脚本『たかが卒論、されど青春!』で
「第33 回シナリオS1 グランプリ」にて奨励賞を受賞。
本著『自殺が存在しない国』で小説家デビュー。
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