認知症の人が見る景色 正しい理解と寄り添う介護のために
「ウィズ認知症時代」を乗り越えるために。家族や医療従事者が知っておきたい症状、治療法から予防法まで分かりやすく解説。
- ジャンル
- 介護 福祉
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 中村重信・著 梶川博・著
- ISBN
- 9784344933668
- 判型
- 4-6 ・ 168ページ
- 出版年月日
- 2021/04/07
- 価格
- 1540 円(税込)
内容紹介
認知症の人には、もの忘れが激しくなるなどの症状が現れますが、そもそも、当人の暮らしを取り巻く環境や世界(景色)の見え方が、通常の人とは違ってくるようです。
認知症の人が見る景色がどんなものか、今まであまり考えられたことはありませんでした。この本では、これまでに明らかになった認知症研究の成果や、認知症の人の生活を基に、当人が見ているであろう景色を描いてみたいと思います。
認知症の人が見る景色を理解していただいたうえで、認知症の人に接することができれば、認知症の人の心にさらに寄り添うことができ、結果としてよりよい介護に繋がるでしょう。(著者より)
■著者紹介
中村重信(なかむら しげのぶ)
京都市出身
1963年 京都大学医学部卒
1990~2002年 広島大学医学部内科学第三教授
2002年~ 広島大学名誉教授/洛和会京都新薬開発支援センター所長(現在顧問)
2005年~ 公益社団法人「認知症の人と家族の会」顧問
主な著書:ぼけの診療室(紀伊国屋書店、1990)、痴呆疾患の診療ガイドライン(ワールドプランニング、2003)、老年医学への招待(南山堂、2010)、私たちは認知症にどう立ち向かっていけばよいのだろうか(南山堂、2013)受賞:日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞「功労賞」(2017)
梶川博(かじかわ ひろし)
広島県江田島市・広島市出身
1963年 京都大学医学部卒
1963~1980年 聖路加国際病院、京都大学・広島大学・大阪医科大学:外科/脳神経外科在籍
1980年~ 広島市・医療法人翠清会(現在会長)
主な著書:脳神経外科要説(金芳堂、1998)、認知症に負けないために(幻冬舎、2018)、ロコモに負けないために(幻冬舎、2019)、脳梗塞に負けないために(幻冬舎、2020)受賞:槙殿賞(広島医学会会頭表彰、1985)、日本医師会最高優功賞(1996)、修道医会社会功労賞(2016)
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