気ままとレガシー 北米ローマンス
若き画家は、異国にて何を想ふ。
- ジャンル
- 芸術・美術 単行本
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 郷倉伸人・著
- ISBN
- 9784344934740
- 判型
- 4-6 ・ 128ページ
- 出版年月日
- 2021/07/07
- 価格
- 1100 円(税込)
内容紹介
1916年、大志を胸に、ひとりの青年が海を渡った。
その名も郷倉千靱。
のちに日本画家として名を馳せた彼は、異国にて何を学び、何を感じたのだろうか。
当時の渡米記「北米ローマンス」を現代語訳し、郷倉千靱の青春時代を色鮮やかに紐解く。
そこに描かれていたのは、夢に向かって邁進する名もなき青年の情熱と息遣いだった。
己の夢や目標を叶えるために、何をすべきか――。
千靱のファンはもちろん、いまを生きるすべての人に捧ぐ一冊。
■著者紹介
郷倉伸人(ごうくら のぶひと)
1945(昭和20)年、家族の疎開により、現在の新潟県妙高市に生まれる。
成城大学経済学部卒業後、読売新聞社企画部に入社。
以後、大阪万博、ヨーロッパ絵画の展覧会など、多数のプロジェクトに携わる。
1973(昭和48)年、イギリス留学、イースト・アングリア大学にて美学専攻。
1975(昭和50)年、祖父・郷倉千靭急逝のため留学を断念し、読売新聞社文化事業部に復籍するも、のち読売新聞社を退社。
1980(昭和55)年、周囲に反対されながら、自らの美的感性を信じて潺画廊を設立。
以後、現存作家による個展、グループ展、企画展を180回以上開催し、多くの新人作家の輩出に貢献。
2017(平成29)年、体調不良のため潺画廊を退社。
現在、リア夢プロジェクト会長。
著書に母・郷倉和子の生涯を綴った『気ままな品格』、自身の型破りな半生をまとめた『気ままにギャラリスト』(どちらも幻冬舎)がある。
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