出版実績

恋終わりの雨が7の日に降る確率

ある日を境に、夢で“視点”を共有しはじめた玲人と奏空。

その不思議な現象が、古来伝わる「恋姫伝説」と関係しているらしいと知った二人は――。

短冊への願いが巻き起こす、一途で無謀な七夕ロマン。

ジャンル
小説
シリーズ
新刊
著者
・著
ISBN
9784344940116
判型
文庫 ・ 268ページ
出版年月日
価格
880 円(税込)

内容紹介

【神映湖の恋姫伝説】

およそ千年も昔、とある村に愛し合う男と女がいた。

しかしイジワルな天の神様がお告げをする。

『男は別の娘と結ばれるのが相応しい』と。

奇しくもその日は七月七日――七夕の日だった。

愛する人と引き裂かれた娘は、このような運命の者は自分で最後だと、人々の恋を助けるようになる。

そして娘はいつしか恋の神様、「恋姫」と呼ばれるようになっていったのであった。

■著者紹介

安桜砂名(あざくらさな)

愛知県生まれ。

趣味は旅行とカフェ巡り。

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