王朝晦冥なり
中国南北朝時代、南朝の王朝として栄えた
宋の国の栄枯盛衰を描く大河長編。
- ジャンル
- 単行本 歴史・地理
- シリーズ
- 新刊
- 著者
- 相木鍾三・著
- ISBN
- 9784344971950
- 判型
- 4-6 ・ 628ページ
- 出版年月日
- 2015/6/23
- 価格
- 1.1 円(税込)
内容紹介
皇帝の座を巡る終わりなき争い――。なぜ国は興り、亡びゆくのか。
中国南北朝時代、宋王朝の建国と栄枯盛衰を描く大河長編。
微賎の生まれであった劉裕は晋の武将として仕えていたが、戦乱のさなか晋王朝を滅ぼし、新たに宋王朝を築く。そこから続く六十年に満たない宋王朝の短い歴史は、王族間の生々しい争いに溢れていた。病に倒れた劉裕(武帝)、政治に興味のない劉義符(少帝)、自身の二人の息子に殺された劉義隆(文帝)。様々な皇帝が生まれては消え、過ちを犯していく。なぜ人は国を亡ぼすのか。宋を亡ぼし、新たに建国された齊王朝。そして、歴史は繰り返されていく―。
■著者紹介
相木鍾三(あいき しょうぞう)
昭和19年、愛知県大府市に生まれる。昭和41年3月、名古屋大学理学部卒業後、会社勤務。退社後、明治大学文学部に編入学。昭和46年3月、明治大学文学部文学科卒業後、愛知県に戻り、県立高等学校教員となる。平成16年3月、愛知県立半田高等学校教頭をもって定年退職。平成18年10月より平成26年9月まで大府市教育委員を務める。著書に「共に天を戴かず」(日本図書刊行会/平成16年3月刊行)、「洛陽の紙価」(文芸社/平成17年5月刊行)がある。
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