赤字個人
「個人」から変えていかないと「社会」の問題も解決しない
- ジャンル
- 単行本 ビジネス・経済・キャリア
- シリーズ
- その他
- 著者
- 高橋 慶次・著
- ISBN
- 9784779003301
- 判型
- 4-6 ・ 328ページ
- 出版年月日
- 2008-04-15
- 価格
- 1760 円(税込)
内容紹介
日本社会の前には、「赤字個人」が立ちはだかっている。「赤字個人」とは著者の造語で、社会インフラや選挙権などのメリットだけは享受するが、社会への貢献度は低く、個人レベルで社会に“赤字”を出している個人のことである。日本では高度経済成長期以降、赤字個人が増え続けてきた。それは、国が豊かになるにつれ個人の受益の量が増えたためである。赤字個人は価値ある労働をしないばかりか、自分の子どもも赤字個人に育て、自らの赤字幅も増幅させていく。この状態が続けば、経済成長や社会制度維持のために必要な労働が供給されなくなり、日本社会が崩壊する日も近いだろう。すべての社会問題は、赤字個人の存在を無視しては是正されることはない。それなのになぜ今までこの問題が浮上しなかったのか? 本書では赤字個人の発生メカニズムと実態を検証し、社会崩壊を防ぐための「赤字個人を黒字化する20の提言」を紹介する。
■著者紹介
1966年生まれ。熊本県出身。中央大学理工学部卒業、早稲田大学社会学部卒業。銀行勤務などを経て、現在はコンサルティング系中小企業の経営者。
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