玄海の荒波を越えて
≪2刷出来≫
日本書紀や古事記などに出てくる天日矛伝説にまつわる壮大な神話
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 増刷 その他
- 著者
- 孫 大俊・著
- ISBN
- 9784779003752
- 判型
- 4-6 ・ 192ページ
- 出版年月日
- 2008-10-15
- 価格
- 1430 円(税込)
内容紹介
新羅建国の祖、朴赫居世(かくきょせい)から天日矛伝説までを綴った壮大な神話。伝説の登場人物たちに共通していること、それは、卵から生まれたとされていることにある。神秘さを漂わせながら、新羅を建国した朴赫居世はじめ、次代を担った昔脱解、そして、天日矛などが、実に生き生きと描かれている。後半部は天日矛伝説にまつわる話で、日本に渡ってきたとされる新羅の王子は、日本にその足跡を今も数多く残していることでも知られる。全4章立てで物語りが展開していく。昨今、日韓関係が危ぶまれているなかで、本書はその昔、朝鮮半島から何年もかけて海を渡り、国を超え、日本人に文化・技術を教えてくれた人々がいたことを改めて思い出させてくれる。著者の日韓間の架け橋になるようにとの願いを込めた、趣ある作品である。
■著者紹介
法政大学及び同大学院卒業、博士(文学) 四十年以上にわたって日本語敎育に従事し、日本語文学․文化․歴史などに関する三十余冊の著書がある。韓国圓光大学校․京畿大学校 敎授 韓国日語日文学会会長 社団法人 東アジア文化交流協会会長などを歴任。現在、社団法人 韓日協会 会長。
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