屋久島で果樹園農家になる
定年退職して屋久島に移住。ポンカンの無農薬栽培、成功への軌跡
- ジャンル
- 単行本 ノンフィクション
- シリーズ
- その他
- 著者
- 田中 和彦・著
- ISBN
- 9784779006883
- 判型
- 4-6 ・ 160ページ
- 出版年月日
- 2011-12-05
- 価格
- 1430 円(税込)
内容紹介
定年退職後、ゆったりと老後の人生を送れる場所を探していた著者は屋久島に出合い、夫婦で移住を決意。穏やかで幸福な島の生活を満喫していたところ、ひょんなことから果樹園を譲り受けることに。「屋久島の太陽と風土で育てた果実は、おいしくて人を幸せにする。残りの人生を、生きとし生けるものたちのために生きたい」という信念のもと、素人ながら農業に取り組み、わずか4年でポンカンなど柑橘系果物の無農薬栽培に成功。さらには販売を始め、個人直販というスタイルで顧客層も獲得し、「田中のみかんが一番おいしい」という評価を受けるまでの過程を丁寧に綴る。屋久島には、近年盛んになったエコツーリズムが推奨する名所だけではなく、住む人や訪れる人、個々人のニーズに合った無尽蔵な見どころがある。「自分の好きな屋久島」を発見するヒントとなる団塊世代と団塊二世たち必読の書。
■著者紹介
1929年東京都渋谷区代々木生まれ。鹿児島県熊毛郡屋久島町在住。東京物理学校卒業。医療機器メーカーのテルモ株式会社に24年間勤務。アメリカ・ロサンゼルスの現地法人テルモアメリカの取締役工場長として2年間滞米する。退職後、山梨県知事認定彫金士認定資格を取得。1990年に屋久島移住。無農薬によるみかん栽培を手がけ、現在に至る。
■著書
「屋久島で果樹を―団塊世代からギャルまで農業へ」(文芸社ビジュアルアート)2009年
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