NPE訴訟と新知財戦略
日本企業成功の鍵は、「知財の収益化」と「NPE訴訟の予防策」にある!
- ジャンル
- 単行本 ビジネス・経済・キャリア
- シリーズ
- その他
- 著者
- ダニエル・マクドナルド・著 佐々木 隆仁・編 杉浦 和彦・編
- ISBN
- 9784779010552
- 判型
- 4-6 ・ 120ページ
- 出版年月日
- 2013-11-15
- 価格
- 1320 円(税込)
内容紹介
米国では特許侵害訴訟が急増しており、その原因を作っているのが、「特許不実施主体(NPE)」と呼ばれる会社です。NPEは「企業相手にNPE訴訟を起こす」という目的のためだけに、訴訟を起こし、特許使用料によって収益を得ています。日本企業を標的にしたNPE訴訟は今後ますます増加することが予想され、避けて通れない課題となっています。しかし、NPEが全て悪いわけではありません。使いようによっては、特許権利者の権利を守るのに有効であり、日本の知財を侵害している海外企業を訴えることも可能です。
TPP、法律市場の自由化、拡大する特許ビジネス……。国際知財紛争の攻め方と守り方は? 裁判を有利に導くために何が必要なのか? 米国での判例、特許資産の有効活用時におけるリスクなど、知財訴訟に直面する企業へ贈る「米国最高の弁護士」が記した勝利の方程式。
【著者】
ダニエル・マクドナルド Daniel Mcdonald
法律事務所マーチャント&グールド(Merchant & Gould)弁護士。ダニエル・マクドナルドはこれまでに、担当するクライアントのために、裁判での勝訴獲得、問題の早期解決、数百万ドルもの賠償金獲得などをなし遂げてきました。27年間にわたり、知的財産権訴訟においてクライアントの代理人を務め、ソフトウェア、デジタル画像処理、通信や電子機器を中心にしつつも、家電やアパレル、航空宇宙産業、印刷、マテリアルハンドリングなどを含む、多岐の分野・多種多様なテクノロジーに関わるケースを担当してきています。特許侵害訴訟において、陪審の評決が下った後で「例外的」な判決を受け、上訴で支払いを求めていた弁護士費用と懲罰的損害賠償金を勝ち取ったこともあります。また、法廷侮辱罪の判決を得て、不当に特許侵害を申し立てられたクライアントに対する数百万ドルの賠償支払いの裁定を勝ち取ったこともあります。 マクドナルドは、数年にわたりMerchant & Gouldの訴訟法務部門の部門長および同事務所の執行委員会会長を務めました。また、Chambers USAではミネソタ州における知的財産権訴訟の第一人者の一人と認められ、Minnesota Law & Politics誌が選ぶ「スーパー弁護士」の一人にも選ばれています。さらに、Martindale-Hubbellのピアレビューでは最高評価であるAVを獲得、U.S. News & World Report誌の選ぶ「2013年米国で最高の弁護士」の一人にも選ばれています。
【編・訳】
佐々木隆仁(ささき たかまさ)
AOSリーガルテック株式会社 代表取締役社長。
1989年早稲田大学理工学部卒業後、大手コンピューターメーカーに入社し、OSの開発に従事した後、95年に独立。AOSテクノロジーズ社を立ち上げ、リーガル・テクノロジーを中心とした事業を推進。00年よりデータ復旧ソフト「ファイナルデータ」を発売し、01年日経優秀賞受賞。01年データ復旧サービスを開始する。02年米国支社を設立し、法務IT推進会を発足。03年よりデジタルフォレンジック事業、10年にeディスカバリサービス事業に注力、12年に子会社、AOSリーガルテック株式会社を設立。10年、11年、12年、13年にBCNAWARDシステムメンテナンスソフト部門最優 秀賞受賞。著書に『2000年対応あなたのパソコンが誤作動しないための本』(かんき出版、1999)、『デジタルデータは消えない』(幻冬舎ルネッサンス、2011)、『企業の2014年問題』(幻冬舎ルネッサンス、2012)など。
ホームページ:AOSテクノロジーズ
杉浦和彦(すぎうら かずひこ)
1961年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。三菱商事株式会社入社。ハーバード大学にて経営学修士号(MBA)取得。その後、ジェミニコンサルティングを経て、トランスコスモス株式会社専務取締役就任。2012年より、AOSテクノロジーズ、CMO(Chief Marketing Officer)に就任。マーケティング責任者として活躍している。
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