靖国問題の深層
靖国神社の宗教法人化は、本当にアメリカに強制されたものだったのか?
- ジャンル
- 幻冬舎ルネッサンス新書 社会・政治
- シリーズ
- その他
- 著者
- 三土 修平・著
- ISBN
- 9784779060816
- 判型
- 新書 ・ 290ページ
- 出版年月日
- 2013-06-30
- 価格
- 942.7 円(税込)
内容紹介
靖国神社の宗教法人化は、本当にアメリカに強制されたものだったのか?
国家の施設だった戦前、民間の一宗教法人となった戦後。それに対して、神社の公的復権を求める社会的な勢力が、全ての諸問題を生んだ。
政府の現役閣僚他、国会議員の靖国参拝により、毎年噴出する「靖国問題」。しかし、「公人としての参拝か私人としてか」といった「政教分離論議」と、「周辺諸国への配慮に対する国粋主義的な主張」が繰り返され、話は平行線をたどるばかり。本書は、靖国が戦後改革の中で講じた「生き残り策」と当時の時代状況を、膨大な原資料を読み解くことで、「靖国問題」の深層に肉薄する。
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1949年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。経済企画庁、神戸大学大学院経済学研究科、愛媛大学法文学部教授を経て、東京理科大学理学部教授。経済学博士(神戸大学)。経済学の研究・教育に携わる傍ら、長年宗教問題にも取り組み、求道的側面と社会批評的側面との両面で活動している。奈良の東大寺(華厳宗)で得度。著書に『経済学史』(新世社)、『靖国問題の原点』(日本評論社)、『頭を冷やすための靖国論』(筑摩書房)、『いま宗教にできること、できないこと』(現代書館)など多数。
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